隔離生活について~22日間の過ごし方~

隔離中の生活について書いてみたいと思います。

出国~中国入国までの流れについてはまた別の記事でまとめます。

隔離期間中のスケジュール

チェックイン

ホテルに到着したら、チェックイン。

私たちは大人2人と子供2人(1歳+4歳)だったので食事の人数の確認。

部屋は家族4人で過ごすため、スイートルームを選択しました。

宿泊費、食事代、検査代を計算し金額を伝えられます。およそ70万円。。。

隔離スケジュール

隔離期間は次の目的地によって異なるようです。

私たちは大連での隔離後、北京に向かうので隔離期間は22日間です。(2022/2/3時点)

週に約二回PCR検査と隔離期間中に1回抗体検査があります。(1歳は抗体検査なし)

検査日PCR検査抗体検査
4日目
7日目
10日目
14日目
21日目
中国入りした翌日を0日目とします。

隔離を乗り切るためのコツ

大人でも辛い隔離生活に加えて、期間中何度もあるPCR検査。

インフルエンザの検査と同じ検査方法で細長ーい綿棒を鼻の奥にぐりぐりーっと入れる検査とのどの粘膜をこちょこちょっとされる検査の2種類がPCR検査では行われます。

何とか頑張って検査を受けられるように、また隔離期間を退屈しないようにカレンダーを作って子供の好きなキャラクターを描き、その日は隠しておいた子供の好きなお菓子を食べられる日としました。

また、日にちが経つのを少しでも楽しみにできるよう、クリスタル成長キットなるものを持ち込み、日々クリスタルの成長を見守っています。

これが作ったカレンダーです。

クリスタル成長キット

ほかに隔離に持ち込んだものについては別の記事でまとめたいと思います。

1日のスケジュール

7:30-8:30

朝食が届きます。
好みに合わないこともあるので持ち込んだ惣菜などを準備して、食べます。
子供たちもお弁当の中で食べられるものは食べ、足りない分を持ち込み食材で補っています。

9:00-

平日はしまじろう幼稚園というYouTubeライブを見ています。
実際の幼稚園の先生的な人が今日は○○をするよー!などと言いながらダンスのコーナーがあったり、工作のコーナーがあったり、絵本の読み聞かせがあったりしてかなり時間つぶしになります。

11:30-12:00

昼食が届きます。
食事はドアの外に置かれた椅子の上に置かれます。
食事が置かれるとドアがノックされるので食事が届いたことがわかるようになっています。

16:30-17:30

夕食が届きます。ある程度メニューは決まっているので
今日はこれか!みたいな感じで、後半はお弁当を食べるか持ってきた惣菜を食べるか、すぐ判別して食事の準備をしていました。
夕飯の時間には少し早すぎたので少し置いてあとから温め直したりしていました。

19:30

お風呂タイム。
浴室は海外のホテルにあるような、バスルームの中にシャワールーム、浴槽、トイレが全部あるタイプの部屋です。
バスルームが結構広いので寒くて子供二人を入れるのにはなかなか苦労しました。

20:30

洗濯をします。
持ち込んだ手回し洗濯機を使い洗濯しました。なかなかの重労働です。
空気は暖房のせいだけではなく、とても乾燥していたのであっという間に乾きます。

21:00

就寝。
することもないので早めに就寝です。笑

食事について

隔離生活で一番心配していた食事面ですが、総合してまあ食べれる、という感じでした。
味の好き嫌いが多い主人はほとんど食べてませんでしたが、、、笑
フルーツとヨーグルトが結構な頻度で届いたので次男用の食事として冷蔵庫で保管していました。
冷蔵庫は1ドアの小さいものしかないので、冷やすものは厳選していました。
私たちが冷やしていたのは、

  • 牛乳
  • 氷 本当に小さい隙間ですが冷凍スペースがありました。
  • ヨーグルト、フルーツ
  • 飲み物 時々届く炭酸飲料はごちそうでした笑

食事の中には辛い物もあるので私は基本的に毒見(笑)係でした。

またお弁当は冷めていることも多いので温め直すためにIHクッキングヒーターを購入し持参しました。
もちろん中国の電圧対応のものです。

IHクッキングヒーター

フライパン(持参した)に水を張り耐熱の小さめの皿(持参した)を乗せ、鍋に直接弁当箱が触れないようにしてから湯煎して温め直していました。

持ち込んだお惣菜は、主におかず類を多めに持ち込みました。Amazonなどで、15種類の総菜セット、とかそんなのを探して持ち込みました。レトルトカレーも子供には人気でした。
一応滞在したホテルではお弁当以外の食べ物や飲み物、ビール等も有料ですが注文できました。マクドナルドやピザハットのデリバリーも注文できました。「美団」というアプリでマクドナルドを探し、欲しいメニューをホテルの人に伝えると注文できます。

注文できるとはいえ、家族連れの隔離をあまり想定されてないようなメニューなのでお菓子類はほとんど選べるものがなく、甘い物が好きな方はぜひ持ち込むことをお勧めします。

トラベルクッカーも持ち込みました。レトルト食品などはこちらで温めるほうが早くて便利でした。

トラベルクッカー

当然キッチンはないので小さめのトイレの洗面所をキッチンとして皿を洗ったりする場所として使っていました。ですが電源はないのでIHヒーターは寝室、と導線はかなり悪いですがやむなしです。

生活について

1日のスケジュールのところで洗濯をしていたと書きましたが、やはり重労働なので着替えが極力少なく済むように過ごしています。
幸い部屋は暑いくらいに暖房が効いていた(調整がほとんどできない)ので常に薄着で過ごしていました。
乾きやすく、動きやすい服装を用意するといいと思います。

洗濯は手回し洗濯機を持ち込みましたが、一度に洗える服はそこまで多くありません。
洗った洗濯物を干すのに小さめのピンチハンガーも持っていきました。
あとはホテルにあるハンガーを使いました。干す場所があまりないので、こんな感じのクリップ付きの紐

をつかって干せる場所を作っていました。

手回し洗濯機

いよいよ、隔離開始

隔離開始当日は主に食事を作る場所、洗い物をする場所、洗濯をする場所といったアレンジをするのが主でした。
なのでパッキングする際は、食べ物などの消費するものと備品として使うものを分けてパッキングすると当日に開けるべき箱がわかるのでスムーズです。

隔離に持ち込んだものリストを貼っておきます。夫婦で分かるように書いているためかなりざっくりしてますが参考までに。

着替え(大人)

  • ロンT2
  • スウェット2
  • 下着3
  • Tシャツ3
  • パジャマ2

着替え(子供)

  • 下着3
  • 普段着(スエット・ズボン)3組
  • 下着ロンT3
  • 下着Tシャツ3
  • パジャマ2組

日用品

  • 洗剤
  • セームタオル
  • 物干しワイヤー
  • ハンガー5
  • ピンチ×2   
  • 洗濯バケツ
  • おむつ 
  • 鼻吸い
  • ナプキン
  • 折り畳みクッションマット
  • 口拭きタオル 7
  • お尻拭き 
  • シャンプーリンス
  • 子供おもちゃ
  • 加湿器
  • シャワーヘッド(水質濾過用)
  • クイックルーワイパー、コロコロ
  • ストレッチポール
  • Amazonスティック
  • HDMIケーブル
  • 携帯充電器
  • ドライバー

調理器具/調味料/薬など

  • サランラップ
  • フォーク
  • スプーン
  • 子供用コップ
  • さいばし
  • おたま
  • 鍋蓋
  • コンロ
  • フライパン
  • 包丁
  • まな板(薄いやつ)
  • ザル(皿の水切りや乾麺の湯切り用)
  • ハサミ
  • 子供食器
  • タンブラー
  • ジップロック、タッパー
  • お茶ポット2
  • 子供薬
  • マルチビタミンミネラル   
  • 醤油
  • 鯖缶
  • 惣菜セット
  • ラーメン
  • 麺つゆ
  • 蕎麦
  • うどん
  • 麦茶
  • 常温保存可能な牛乳1箱
  • 子供用お菓子
  • 柚子胡椒
  • 青汁
  • プロテインシェイカー2
  • プロテイン
  • ソイジョイ
  • 化粧品  
  • 化粧水
  • 歯ブラシ替え
  • 歯間ブラシ
  • コンタクト
  • 保湿クリーム
  • 子供石鹸
  • 歯磨き粉

手持ち

  • 軍手

余談ですが軍手、手持ちで持ったほうがいいです。
空港からホテルに移動するバスに乗り込む際、空港スタッフはなぜか一切荷物を運ぶのを手伝ってくれません。隔離用の荷物を自分でバスに乗せなければなりません。
子供がいようが関係ありません。私たちと一緒に隔離となったあるご家族は、お母さんとお子さん二人しかおらず、重くて持ち上げられずにいたのですが、スタッフは手伝うどころか、うちの主人に手伝うように言ってきました。。。

かなり長くなりましたので、今回はこの辺りにしておきたいと思います。次回は出国~入国について書いてみたいと思います。

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